キリコ雑記(profile/アトリエはこちら
 
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07/9/29(土)
9/16のスタッフ・ダイアリーを読んで、なんとなく私が昔息子のために作った手作りロボを思い出しました。
「まだあるかな〜」と息子の部屋を見てみたら本棚にはさまっていました。
「コンナンジャナイ」ロボをさらにパワーダウンさせた感じ?
本棚から出して撮影しないのは、私が横着で、しかもロボットが自力で立てないからです。


07/9/25(火)
9月17日に「My Nikifor」という映画を見に行きました。
ニキフォルというポーランドの画家についての映画です。
ハマ−スミスのある映画館一館のみで、しかも、この日一日だけ(しかも6時半から二回回すのみ、という超限定公開です。
たまたま、夫がタイムアウトで見つけたのですが、評価はそこそこでそれほど高くはなかったものの、レアということで載ったのかもと思わせる選択。
何故、ハマ−スミスかというと、多分、ポーリッシュ・コミニュティがあるからでは?という推測でした。ポーランド映画だから。
私たちの後ろに座ったお客さん二人組はまさにポーランド人。
ですが、ポーランド人で満杯と言うわけではなく、私と夫と義母と息子を入れても、全部で10人そこそこの人数でした。
 
何故、私たち総出で出かけて来たのかと言うと、実はうちにそのニキフォルの絵がいくつかあるからです。
夫の母方の祖父母が絵や本を集めていて、その中から譲ってもらったものでした。
私も夫もその絵が好きで、大きさが小さめなので以前は階段部分に飾っていましたが、模様替えをしたときに、まとめて居間に飾ったばかりでした。
夫の祖父母の集める絵は個人的な関わり合いがあった画家の物であることがほとんどなのですが、ニキフォルに関してはそういうことはなかったらしいので、何故その絵があるのか、詳しい経緯も、そしてニキフォル自身に関してもいわゆるナイ−ブ派とかアウトサイダーに分類される絵、というくらいの情報しかありませんでした。
なので、この映画をタイムアウトで見つけたとき、例え評価は高くなくとも、我が家は見るべき!と思い、義母にも連絡してみんなで出かけることにした、というわけです。

上映館は、壁の角の方とが壊れていたりして、かなんだかぼろぼろで寂れ感が漂っていました。
そして、女子トイレには個室のドアに有名女優の名前が書いてありました。
マリリン・モンロー以外は、シャロン・ストーン、デミ・ムーア、ウーピー・ゴールドバーグ、エマ・トンプソンと、80年代テイストでした。
少ない観客で映画は始まりましたが、タイムアウトの星から想像していたよりはずっとよかったです。
というか、ニキフォル(男性)を演じる女優さんの演技力に圧倒されました。
途中で、あれ?これ本人を撮ったドキュメンタリーだっけ?と思わせる自然体の演技。
2004年製作でニキフォルは1968年に死亡しているので、そんなはすはないのですが。
でも、本当に小柄なおじいさんに見えました。
だから、本人でないことと、しかも女優さんが演じたことで、ダブルでびっくりです。
ニキフォルは言語障害があり読み書きもできなかったということで、観光客に自分の書いた絵を売って小銭を稼いでいます。
フォークアートは社会主義的にいいと認められた時期があったらしく、彼の絵が有名になり、大きな町で展覧会も開かれたのに、その建物の前で観光客に絵を売り付けようとしたりします。(しかも小銭で)
彼の絵は常に観光客に売り付けることを前提に書かれ、一日3枚というペースで量産されます。
生涯に4〜5万点は絵を描いたということです。
もう、絵を書くことが人生そのもの。
ただ、淡々と描く。
好きとか、絵を描きたいとかではなく、これがあたりまえの生活、という感じです。
圧倒されます。
そして、認められるのは、死の少し前で、その生涯はほとんど孤独で貧困の中だったと思われます。
 
映画のあとに、上映館の近くで食事したときに義母が
「どういう経緯であの絵がうちに来たのか思い出したわ。」 と言い出しました。
当時、多分彼の展覧会が開かれた時期、ロンドンのポーランド大使館でも、ニキフォルの展覧会が開かれたらしいのですが、そのとき、ポーランド大使館から誰かが彼の絵を持って来て、夫の祖父母の家に置いて行ったということでした。
「売ったんじゃなくて?」
「置いていったのよ。ポーランドに送り返す費用をかけたくなかったのかしらね」
(これは義母の推測です) 
なんつー、てきとうな。
「で、なんで置いてく相手にレギーとチャールズ(夫の祖父母)を選んだの??」
 
「さあ?」 
夫の祖母であるレギーはポーランドからロンドンに逃れて来たユダヤ人ですが、ポーランド人としてポーランドにに住んでいたことくらいしかポーランド大使館との関連は見えません。
こんなことなら夫の祖母の存命中にもっとしつこく聞いておけばよかったです。
夫の祖母は一昨年の11月に90歳で亡くなっています。
一緒にこの映画を見られれば面白かったのに。 
しかし、「置いてった」って、すごすぎです。
彼の絵の前に小銭を供えないと申し訳ない気持ちがして来ました。
 
家に帰って「ニキフォル」でいろいろ検索したら、日本では昨年の11月に「ニキフォル 知られざる天才画家の生涯」というタイトルで、上映されていました。
そのタイトルを見るとうっすらと日本の雑誌に載った記事を思い出しましたが、私は「ニキフォル」ではなく「ニキフォー」だと思っていたので、うちにある絵の画家のこととは全く考え付きませんでした。

動員人数はどれほど多くはなかったものの、観た人のコメントを見ると、強い感銘を受けたようでした。
DVDは出ているかと検索したら、11月にこれから出るところでした。
買うしかないでしょう。


07/9/20(木)
BAFTA(British Academy of Film and Television Arts)で行われた日本大使館主催のイベントで映画を見てきました。
日本ではすでに公開されていますが、渡辺謙主演(そして、エグゼクティブ・プロデューサー)の「明日の記憶」という映画です。
アルツハイマーを扱ったテーマです。
渡辺謙演じる主人公はばりばりの広告マンですが、若年性健忘症にかかります。
観終わったあと、夫と映画の感想を述べあったとき、彼は自分を主人公に感情移入していたので、妻の立場として私がどのように主人公の妻に感情移入したかどうか聞きたかったらしいのですが、私は自分と同じ世代の渡辺謙の方に感情移入していたので、「いやあ、えらいできた奥さんだと思ったけど、奥さんの立場になっては観てなかった。主人公の立場に自分がなりうるかもしれないと思って怖かった。」と言ったら、何故かがっくり来ていました。  


07/9/18(火)
以前、「戦闘機とクリスマスの組み合わせなんて!!」とびっくらしましたが、もっとびっくらした組み合わせが登場。
帝王、「エルヴィス」です。
最強、な感じです。


07/9/16(日)
うちの猫、ドライフードから缶詰めにしたら、最初は喜んで食べていたのですが、だんだん好き嫌いを激しく示すようになりました。
例えば、肉系列はあまり食べない。
魚系列も、白身系は食べるけど、サーモン、ツナは食べない、などなど。
いろんなものを試しましたが、最初は喜んで食べていたかと思うと、ゼリー部分のみなめてあとは知らんぷりとか。
うっきー!!です。
それでは手作りするか、と、ちょーてきとうにスモークしたにしんをほぐし、かつお節とパンで煮てみました。
近寄りもしませんでした。
敗北感。
てきとー過ぎたのでしょうか。


07/9/5(水)
「Harry Potter & Deathly Hallow(ハリー・ポッターと死の秘宝)」を読み終わりました。
のっけから息もつかせぬ展開で、疲れました。
何で、ハリーが▼■★と思っていたのに、□▽◎だったのか分からなかったので、すでに読み終わっていた夫に聞くと、「いや〜、複雑でよくわからなかった」というので、しかたなしなし、その辺をまた読んでます。(とほほ)
1冊で二度おいしい!?
いや〜、完結してしまったわ。
なんか、寂しいです。
もう、ハリーと共に人生を歩めないのね。