キリコ雑記(profile/アトリエはこちら

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08/2/25(月)
カポーティーの関連映画のDVDを二本見たので、その元となった小説(と言うか実際の殺人事件をカポーティーが取材し、新しい形式の小説という形で描いたと言うわけなのですが)「冷血」をもんのすご〜くひさしぶりに読みました。多分、その間にひょう彦さんや玉木宏が生まれて今の年齢になったくらいの期間ぶり。
何となく覚えていたけど、細かいところはほとんど忘れてました。
ショックだったのは殺人事件そのものより、当時(50年代〜60年代)アメリカの田舎の方は12才ぐらいになると皆、自分で車を運転すると言うこと。
花形満がスポーツカーに乗っていても、マッハ・ゴー・ゴー・ゴーには子供のレーサーが出て来てもおかしくはなかったのですね。


08/2/18(月)
2/9カムデンで火事がありました。日本でそのニュースを御覧になった方もいるかもしれません。
翌週、カムデンに職場のある友だちとお昼を一緒にする約束をし、そのついでに写真を撮って来ました。

付近に電車の高架線があるのですがその横にあるパブ(ミュージシャンの集まるパブと言うことで有名。この間、グラミー賞のいろんな部門を受賞したエイミー・ワインハウスも常連だったそうです)から出火したということで、高架線を挟む形でハイストリートが通行止めになっていました。
そのため、普段のバスのルートが変更されていて、カムデンに行くときに使う24番のバスもルート変更になっていました。
この日も24番のバスのニ階の真正面に陣取った私。
そのダブルデッカーは火事の現場とは別の高架線の下のルートを通るのですが、ニ階に座った私は思い出しました。
火事のあと、ルート変更によりそのルートに慣れていないドライバーが、レンガ造りのアーチ状の高架線をくぐり切れず、屋根が大破したという事故が起こったばかりでした。
アーチ上なので、アーチの真中をきちんと通らないと低くなった箇所にバスの屋根がぶつかる、というわけです。
通常そのルートを通るバスはダブルデッカではなく、シングルデッカーなので、真中を通らなくても大丈夫なのですが、以前も工事か何かでルート変更になった同じく24番のバスの運転手が、うっかり道のはじっこに寄せて高架線の下を通過したため、バスの屋根が大破したという事故が起こっていました。
そのときは幸い二階部分にお客が持っていなくて、けが人はなし。
運転手は最初、またテロによる爆弾か!!と思ってショックを受けていたそうです。
写真を見ると見事に屋根部分がぺちゃんこですので、かなりの衝撃だと思われます。
そんなことをいろいろ考えながら、バスは例の高架線に近付いて行きます。
うわ〜、二階席に乗らなけりゃよかった〜。しかも一番前!!ぶつかったら一番危ない席!! 
しかし、アーチ状の降下線の下には通行止めのバーをいくつか置いて真中しか通れないようにしてあり、バスは無事に通過。   
ああ、よかった。かなりどきどきしました。
そんなことを考えていたのは私だけだったらしく、他の二階の乗客はいたって平常。
写真はカムデンの駅を背にしてマーケット方向を見たところと、そのアップ。
今は燃え残った部分をすっかり壊して瓦礫しか残っていません。



08/2/11(月)
夫が新聞を読みながら、ぐひょひょっと笑っているので、????と思ったら、サッカーのニュース。
アストン・ヴィラというチ−ムにいるカーティス・デイビスという選手にイングランド代表の要請が来ました。しかし、その要請、監督からテキストで送られて来たそうです。まず、そんな大事なことがケータイのテキストで送られてくるというのに、まず、びっくり。皆、彼が選ばれるとは予想していなかったということで、彼自身もびっくり。最初、彼はチーム・メイトのいたずらか?と思ったそうですが、よくよく文章を読むと、綴りも間違えてないし(!)、時制も合ってるの(!)で、「こんなインテレクチュアルな(!!)文章をやつらが書けるわけはない」と本物の監督からのメッセージだと信じるに至ったそうです。
「これは……、笑いを取ろうという意図で彼は話しているの?」と聞きましたが、夫によると「いや、まじめ にインタビューに答えている」とのこと。
うなりました。


08/2/7(木)
DVDで、ジム・ジャームッシュの「ブロ−クン・フラワ−ズ」を見ました。
ボーナス・トラックでそこに映っているジャ−ムッシュを見てびっくり。
80年代と、ほとんど変わっていません。アップにすればしわとかあるのかもしれませんが、本当に当時のまま。(髪は当時から銀髪だったのでそれがあまり変わらぬ印象を与えているのかもしれませんが)
女性誌はアンチ・エ−ジング特集を組むとき、ジャームッシュにインタビューしたらどうだろう?と、いい加減なことを考えてしまいました。


08/2/4(月)
週末のせいか何だか疲れていたので、せっかく義母が息子を預かってくれたのに、夫も私も映画や食事に行く気になれず、テレビを見ながら御飯を食べていた次第です。
見たのは、「インフォマス(INFAMOUS)」という映画で、「カポーティー」と同じテーマを扱ったもの。アメリカの小さな町で起こった一家4人殺害事件をカポーティーが取材して「冷血」という小説を書く過程を描いたもの。「カポーティー」はフィリップ・シーモア・ホフマンがアカデミー賞をとったので、有名でしたが、もうひとつのほうは、私、知りませんでした。キャストはゴージャスなのでなんでそんなに話題に ならなかったのかわかりませんが、同じテーマで食い合ってしまったのでしょうか。
カポーティーが心惹かれて行く殺人犯の片割れ、ペリーをダニエル・クレイグが演じているのですが、ブロンドをダークに染め、青い目にダークなカラーコンタクトを入れると、トミー・リー・ジョーンズみたいです。某缶コーヒーの宣伝 (日本のね)で、無表情に缶コーヒーを飲みながら温泉旅館で卓球している姿とダブってしまって困りました。

そのあと、「マッチ・オブ・ザ・デイ」という番組で(その日の試合をいくつか編集してみせる)でFAカップを見ました。FAカップはプロとアマを無作為に選んで戦わせていくので(プロはアマが戦って勝ち進んで来たあとの3ラウンド目から参加するそう)、ときどき誰も知らないような小さなチームが勝ち進んで、大きなチームと戦ったりします。今回話題になったのは、ハヴァント&ウォータールーヴィルというハンプシャ−州のチーム。皆、バンの運転手とか学校の先生とか、別の職業を持ちつつサッカーをやっている人たちです。
そして、彼らは勝ち進み、なんと対戦相手がプレミアリーグのリバプール。クラウチとかジェラードがいるチームです。
通常の彼らの観客は600人ほどらしいのですが、町中から6000人のサポーターが集まり、バスでリバプールに向かいました。多分、普通はサッカーを見ない人も入って、町をあげての参加ですね。
昔はそれぞれのピッチでホームとアウェイで試合をしていたそうですが、対戦相手が大きいチームだと、もちろん、お客さんが入れないので、大きいチームのピッチで試合を行うようになったそうです。
「勝とう!!」なんていう前に、「リバプールのピッチで試合をしちゃう!!」なんてことはもう、興奮の坩堝なんではないでしょうか?当然、彼らのピッチに較べるとものすごくいいコンディションのピッチに違いないし、対戦相手は大物チーム。勝ち負けなんておいといて、大興奮。
そして、ハーフタイムの前半、なんと2-1でこのハヴァント&ウォータールーヴィルがリード。
最初のゴールで、大泣きするサポーターの少年。そして、もう一点。
ものすごい快 挙です。
後半でリバプールに点を入れられ、結局5-2で負けてしまいましたが(実はオフサイドだったので、最後の5点目は無しだったはず、とコメンテーターも言ってましたが)、みんなものすごくうれしそうでした。
リバプール相手に2点入れた、と孫子の代まで伝えるに違いないです。
リバプールのサポーターも負けた彼らに惜しみない拍手を送っていました。
リバプールのマネージャーも彼らをほめてたし。
かなり「いい話」でした。
こういうゲームをするイギリスってやっぱり面白い国だと思いました。